(株)アネ゙デパミ゙のブログ

くだらないことをさらにくだらなく

【一人旅】夏を感じに播州赤穂

季節感あるよな(挨拶)

 

お久しぶりです。ブログの存在をすっかり忘れていたアネ゙デパミ゙(@ane_depami)です。

というか、書く時間がry

 

突然ですが、皆さんは夏を感じてますでしょうか?

私は感じてません。

基本的に移動は地下鉄ですし、僕の職場はクーラーでガンガン。

セミの声を聴いても「鬱陶しいな」というもやし陰キャ全開の感想しか出てきません。

 

これではいけない。夏を満喫しなければ、僕は本当に人間の心を失ったアンドロイド社畜になってしまうことでしょう。

 

サラリーマンをしているとクールビズでしか夏を感じませんからね。

夏を感じることができる場所へ赴き、真人間の感性を取り戻していきたいと思います。 

 

ただ、「夏を感じられる場所」とかわかんないんで、今回も基本的に無計画で進んでいきたいと思います。

 

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スタート地点は梅田(大阪駅)に設定。

ちなみに天候はまさかの雨。

梅雨が明けてから初めての雨らしく、僕を「陰」の側に引き込もうとする魔の手を感じます(?)

 

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余談ですが、グランフロント前の広場で岡山県のイベントが開催されていたので、岡山以外の場所に行きたいと思います。

 

 さて、ここから姫路行きの新快速に乗り、起きたところから旅をスタートさせたいと思います。

STRONG ZEROを一気飲みし、快適な睡眠に突入します(まだ午前11時です)

 

・・・数十分後

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ん?

どこだここ。

 

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おはようございます。

西明石からのスタートになりました。

 

アルコールを入れたら眠りが浅くなるという事を完全に忘れていた。

なんとも言えない絶妙な距離からのスタート。

 

なんか疲れがたまっていたので、温泉地を目指したいと思います。

スマホでとりあえず「近畿 近い 温泉」というアホ丸出しの検索をした結果、どうやら赤穂温泉なるものがあるというじゃないですか。

赤穂で有名なのは赤穂浪士、塩、鱧あたりでしょうか。

海沿いの温泉地で夏を感じたいと思います(雨だけど)。

 

そうと決まれば再び新快速で播州赤穂駅を目指します。

 

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相生

 

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ビューン

というか...

 

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天気悪すぎでは?

 

私が知っている夏はこんなじゃない。

別段台風とかが来ているわけでないのに荒れ過ぎだろ。

そこから電車に揺られること数十分。

 

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ということで着きました。播州赤穂です。

てか雰囲気ありますね。

ちなみに駅の中には、 

 

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かの有名な赤穂浪士のパネルがありました。

ただ、別に赤穂浪士のファンとかではないので、Wikipediaでサクッと調べました。

そして「すごい人生だな」って思いました。

馬鹿丸出しかよ。

 

ホテルのチェックインを済ませた私は、少し赤穂の町並みをぶらつくことにしました。

 

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ただ雨が凄すぎたのと、辺りも暗くなり始めていたので、とにかくまずは腹を満たすことに。というか朝から何も食べてない。

 

ということで、

 

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こういうことですよ。

 

 

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お通し

鱧の骨せんべいがまぁ美味いのなんの。

 

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カリカリで噛んでいくと鱧の出汁がジュワーッとあふれ出してくる。

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ホタルイカもプチプチしてビールが進む。 

すっかり気を良くした私は刺身の盛り合わせを注文。

 

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なるほどね。

 

鱧ってこんなにポンポン出していいものなのか。

湯引きでふわっとしていて梅のソースとの相性もよし

 

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刺身をビールで喉の奥に流し込んだ後、「来てよかった」と思いました。 

 

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そして、あまりにも安い。この盛り合わせも1000円行かなかったはず。

女将さんに聞いたんですが、どうやら鱧が獲れすぎて毎年消費に困るほどだとか。 

天国じゃん。

 

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クリームコロッケ

名物でも何でもない。食べたかったから注文して何が悪い。 

一人旅の良さはこの自由さなんですよ。

 

さて、ビールをあっという間に飲みほした私は、今度は地酒を頼もうと。

そしたらやっぱり赤穂にちなんだものがありました。

 

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忠臣蔵です。

 

 

というかこの女将さんノリが良く、店内もいい雰囲気。

そして安い。散散飲み食いして3000円くらいだったと思う。

 

そして気持ちよくべろべろになった私はもう一つの赤穂名物を堪能するために駅ビルに向かいました。

 

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そう、です。 

そして、塩を手軽に味わうことができる食べ物と言えば、

 

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そう、塩ラーメンですね。

透き通ったスープでしたが、 しっかりと旨みがあり、とても美味しい塩ラーメンでした。

 

そしてその余韻を瓶ウィスキーで台無しにしつつ、眠りに落ちました。

しかし、天気予報は生憎の雨。

このまま私は夏を感じられないのか...

 

ーーー翌日

 

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晴れました。 

 

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みてくださいこの晴天!!

そしてこの夏空の下、赤穂温泉に向かいます!!

待ってろ!!赤穂温泉!! 

 

■寄り道をしました。

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いや、言いたいことはわかる。

だがな、これが一人旅なんだ。

 

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歴史感じますねー。

日本史Bもっと真面目にやればよかった笑

 

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うおおおおおおお!! 

海だ!!

 

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めっちゃきれいじゃない?

 

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そしてバスは赤穂温泉の中心地を完全に無視して坂越方面へ

 

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くいどうらく 

〒678-0172 兵庫県赤穂市 坂越290−7

美味い海産物をしこたま売っているぞ!!

 

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どうですか、この夏感。

投稿日が2月という真冬も真冬ですが、心躍りますね!

 

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なんか面白そうなので向かってみましょう。

 

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と思ったら、まるでいきなり異世界に連れてこられたかのように場違いなソファを見つけました。帰れ。

 

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釣り堀

鯵が有名らしいです。

そういえば、スーパーで並んでる鯵って、瀬戸内海産が多いような。

ちなみに、ここで釣れた鯵は、その場でフライにしてくれます。

 

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オイスタークイーン。
坂越は牡蠣が有名ですが、貝アレルギーなのに牡蠣が大好物というややこしい私は一人旅ということもあり、今回はパス。

 

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その代り、そのオイスタークイーンを食べて育った鮭フライツイスターを食べました。

右は揚げ物と言ったらのビールです。

いやぁ、この組み合わせがもう最高!

エスキリストもこれを生前食べていたら、『最後の晩餐』に描かれていたのは鮭フライツイスターだったでしょう(?)

 

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ちなみに私がこれらを食べたイートインは『しおさい Lamp Garden』というのですが、

 

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Oh my...

 

ランプを地べたに置くな。

もっと誇りを持ってくれ。

 

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牡蠣工場

 

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個人的Best夏Shot

夏×瀬戸内海=最高

これが夏界の一般項です(意味不明)。

 

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それにしてものどかだなー

 

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多分レジアイス辺りが出てきそうな島があったり

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遠くに島が見えたり

 

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水面に太陽が反射していたり

 

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スマブラのステージみたいなのがあるんですから。

 

余りに熱中しすぎて全然写真撮ってなかったんですけど、地元の人と一緒に鯵釣りを楽しんだり、本当にいい場所でした!

 

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これは海産物を祀ったもの。

このブログの読者はよほどの暇人だと思うが、周りの忙しい人にちゃんと『いただきます』するように言うんだぞ。

うちの親はそういうところちゃんとしている人なので、いただきますしない人がいるのが割とマジで信じられない。

 

そして私は汗と海風でベッタベタになった体を清めに、赤穂温泉に向かうことにしました。

 

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徒歩で。

 

こんな時だけ貧乏性を発症するな。

タクシーをつかえ、タクシーを。

そんなこんなで私はお目当ての温泉宿、

 

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銀波荘に着きました。 

 

こここそが私が行き先を赤穂温泉にした理由。

当たり前ですが、温泉の中は写真撮れないのでネットから適当に拾った画像にしますが、

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リアルにこれでした。

 

え...?

 

天国...?

 

本当の最高がここにありました。

温泉で座ったら、まるで瀬戸内海に浸かっているみたいでした!!

この快晴(予報では雨)に感謝です!

 

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銀波荘のラウンジにて。

これがオーシャンビューってやつですね。

最高に幸せ。

 

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こんな感じのシャレオツ空間で体力を大幅に回復した私は、辺りを散策することに。

 

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伊和都比売神社という由緒正しそうな神社がありました。

 

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説明を見たところ、由緒しか正しくなかったです。

1千年前って。もはやこの神社こそが『由緒』じゃん。

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映えそうな鳥居

 

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前から見るとこんな感じ。

 

最高のルンルン気分で赤穂温泉を後にした私は、寄り道の際に見かけて気になっていた海洋科学館なる施設に向かっていきます。

どうだ、この行き当たりばったりっぷりは。

 

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という訳で、赤穂海浜公園にやってきました!!

ただここからは、NHK教育テレビみたいな画像が続くので、少しあっさり目に流していきます。塩だけに。

 

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ゆるキャラ

赤穂浪士の恰好しているので、恐らくゆるキャラだが、あの壮絶な人生をゆるキャラにするとは。

 

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休日の割に少ない人影には目をつぶりながら、どんどん歩を進めていくと、

 

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弥生時代にタイムスリップしてしまいました。

畿内説?大和説?そんな下らん論争はもういらん。ここが邪馬台国だ。

 

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蒸発させるところだった気がする

 

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塩田だった気がする。

 

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細いものにかけて干して塩の結晶をとる。

藻塩とかってあるでしょ。

 

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恐らくこの記事の中で一番地味な画像。

 

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時代を感じていたが、このでかいのはスプリンクラー制御とのこと。

ズルじゃん。

 

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という訳で、海洋科学館に到着しました。

 

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中に入ると、塩で作ったという作品がありました。

 

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物凄くカワイイ物もあれば、

 

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『塩』という己の存在に絶対的な自信を誇っているものもありました。

だがな、今は塩としての使命を果たせていないぞ。

 

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塩の結晶:茶

 

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塩の結晶:白

 

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化石

 

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剥製

 

というか生命を全く感じないんだが。

 

海洋科学館なので、水族館みたいなもんかと思いましたが、どうやら知らず知らずのうちに理科の教科書の世界に迷い込んでしまったようです。

と思っていましたのですが、

 

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生きた魚も申し訳程度にいました。

この記事のここだけ、なんだか資料集みたいになってしまいましたね。

 

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明日も仕事なので、そろそろ大阪に戻ろうとしたところ、夏の入道雲を観ることができました。

そうして私は、これから始まる夏に童心をよみがえらせつつ、赤穂を後にしたのです。

完全に行き当たりばったりで行ってきた赤穂一人旅ですが、美味しい料理、最高の温泉、情緒あふれる町並みや温かい人の多さなど、とっても楽しい一人旅になりました。

また赤穂には来たいですし、赤穂から見えた島々に行くのも楽しそうですね。

皆さんも一度行ってみては如何でしょうか。

 

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ちなみに播州赤穂駅にはお土産屋さんがあり、やはり塩関連のグッズが沢山。

「流石赤穂、塩関連のものが多いな」と感心していましたが、

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誰だよ、お前は。


おしまい