(株)アネ゙デパミ゙のブログ

くだらないことをさらにくだらなく

【その他】モンゴル旅行記~モンゴル草原編~

■アジアについての一般人の認識
韓国:キムチ
北朝鮮:ミサイル
中国:パンダ、餃子
フィリピン:知らん
モンゴル国

 かつてチンギス・ハーンの奮戦によりユーラシア大陸に君臨したモンゴル帝国は、征西軍の撤退やハルハ部の台頭、それによるモンゴル内部闘争や国力低下等が重なり、清朝の硬軟取り混ぜの事実上の統治下に置かれていた。

 しかし、中国で辛亥革命が起きると、ハルハ部の王公たちはジェブツンダンバ8世(後のボグド・ハーン)を元首に推戴し、清朝からの独立を宣言する。このボグド・ハーン政権は一度は消滅するものの、スフバートルとチョイバルサンの活躍もあり、“気ちがい男爵”と恐れられたウンゲルン男爵を打ち破り、2度の世界大戦を乗り越えたモンゴルには、ソビエト社会主義共和国連邦の衛星国としてモンゴル人民共和国に平和が訪れたかに見えた。

 1989年、ソ連においてペレストロイカの機運が高まると、それに伴いモンゴルにおいても民主化運動が激化。1991年にソ連が崩壊すると、モンゴル人民共和国社会主義を放棄、国名をモンゴル国に改め、21世紀社会の荒波に揉まれて行くこととなる。

 

 

↑一般人の東アジアの認知なんて結局こんなもん(挨拶)

 

 

こんにちは。アネ゙デパミ゙(@ane_depami)です。

 

 

今回は前回記事の続きになります。

 ↓↓前回記事↓↓

jirodaisukiojisan.hatenablog.com

 

モンゴルに着くまでの道中、是非併せて読んでみてくださいね。

 

 

【モンゴル旅行記~モンゴル草原編~】

さて、モンゴルのチンギス・ハーン空港に到着したのが深夜1時前後。 モンゴルに着いて一番最初に出た言葉は「やったー!」でも「着いたぞー!」でもなく「寒っ!!」です。

実はモンゴルって結構寒いんですよね。どのくらい寒いのかっていうと、夏でも最低気温が10度を切ることがあります。因みに冬は-50°とかになります。試される大地すぎるわ。

 

さらにこの日は風が強く特に冷え込んだ一日でした。気温は10度前後と、かなーりひんやりしていました。

 

僕はというと、真夏のクソ熱い関西国際空港サンダルに半袖半ズボンという完全に舐め腐った格好で飛び立ったので、気温と周りの目線の2つの意味でとても寒かったです。

 

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・〔小話〕モンゴル到着5分で詰んだ話

 

「空港に着いたら現地のガイドさんが待っていてくれる」という話でしたのでその人を見つけ、「こんばんは!それじゃ、よろしくお願いします!」と元気に話しかけたのですが…

 

ガイドさん、ポカーンとしてました(笑)

あれ?日本語通じてるよな?

少し心配になったので、モンゴル語で聞いてみました。

 

 

ぼく「Та японоор ярьдаг уу?(日本語話せますか?)

ガイド「Ah!! SUSHI!! TEMPURA!!

 

 

話が違うぞ。

 

てるみくらぶかよ。

流石にこの時は言葉を失いましたね。いや、ツールとしてはもう役割を失っているわけですけれども。

(この後の旅は習いたてのモンゴル語と筆談でコミュニケーションをとっていきます。)

 

 

・・・まあ、いいんですけどね。こっちも勉強になったし。でも旅行会社さんよ。こんなガイド寄越すなよ。

 

そしてガイド。お前も買って出るなよ。

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さて、気を取り直して本日泊まるゲルに向かいます。

モンゴルの首都ウランバートルから車で2時間弱。

周りや空に光はほぼ無く、完全なる

 

大草原の景色は明日のお楽しみです。

 

 

翌朝の予定を聞いた後、長旅で疲れた僕は、目の前に広がる大草原を楽しみに、羊毛の毛布に包まってすぐに眠りにつきました。

 

 

~翌朝~

皆さんおはようございます。午前7:00、女将さん?的ポジションの人が起こしに来てくださって目が覚めました。

 

昨日は完全なる暗闇に全く草原は見えませんでしたが、今日はどうでしょう。

 

ドキドキしながらゲルのドアを開けるとそこは

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そ、草原だあああああああああああああああああああ!!!

 

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げ、ゲルだあああああああああああああああああああ!!!

 

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く、草だああああああああああああああああああああ!!!※触るとかぶれるらしいです。

 

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お前は、何だああああああああああああああああああ!!!※犬です。

 

こんな風に一人で小一時間はしゃいでいたら、周りの現地の人たちも一緒に喜んでくれました(優しい世界)

 

 

さて、まずは馬でお散歩に連れてってくださるということで

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お馬さんです。

馬と言っても、僕たちが知っている馬とは一味違います。彼らは半分野生に暮らしているので、かなりの荒馬です。

 

で、どこに行くのか聞いたところ、

 

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あっちか

 

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こっちだそうです。

自由かよ。

 

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因みに僕たちが乗る馬は全部彼が一晩で集めてくれました

なので、僕はこの道中、この子をジェバンニと呼ぶことにしました。

まだ15歳らしいのですが馬をあつめられるのはほんとうにすごいとおもった(小並感)

 

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君達も自由だな。

普通、背中に見ず知らずの人間乗っけたら少しは緊張すると思うんだけれど食事とは。自由でいいな君らは。

 

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馬は仲間思いの賢い動物で、とても可愛かったです。

モンゴルでの暇な時間帯は大体馬に乗ってました。最後は撫でるのを許してくれたりしてよかった。

 

さて、ゲルに戻った僕たちは朝食の時間を迎えました。実質モンゴルで食べる初めてのご飯です。

さあ、当初の旅の目的は「羊を食べたいから」だっただけに非常に楽しみです。

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パン

 

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ノゴートイシュル(野菜スープ)

 

 

おい、羊はどうした。

 

 

…と思ったらノゴートイシュルの中に入っていました。

どちらも素材の味がしっかり活かされていてとても美味しかったです。

 

僕は「出されたものはちゃんと全部食べる」という自分ルールを作っていたため「口に合わなかったらどうしよう…」と少し不安になってましたが、とても美味しかったので皆さんも是非モンゴルまで来て食べに来てください。

 

 

さて、食後は近くに寄ってきた

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を見たり

 

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Windowsのデスクトップみたいな背景をみて

 

「ここをゴルフ場にしよう(提案)」

 

とわけのわからないことを叫んだりしていました。

 

 

さて、近く(5㎞先)遊牧民のゲルがあるということで、お邪魔させていただくことになりました(アポなし)

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意外と近代的だな

オートバイ2台に、なんとソーラーパネルまである。

聞くところによると、今や電気は生活に欠かせないもの。持ち運びのできるソーラーパネルはかなり重宝するそうだ。

やっぱり現地に行かないと気付かなかったり分からないことってあるんですね。

 

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干したチーズのようなもの。歯が欠けるほど硬い。

 

 

突然の訪問を終えた僕たちは、お酒を買いに近くの(10㎞以上先)街にあるお店に行くことにしました。なんと、現地の皆さんが歓迎のパーティーを開いてくれるらしいのです。

 

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日本でいうところのローソンに当たるものです(誇張)

 

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ファンタはどこの国でもファンタだった(詩的表現)

いや、実際のところ水は怖いんですよ。当たるから。宝くじは当たらないのにね。

なので基本は煮沸したものかペットボトルしか飲まないようにしています。

 

さて、ゲルに帰ったら夕食です。

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サラダ。野菜も結構食べるんですね。

 

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焼うどんみたいなもの。羊の味がしっかりしていて美味しい。

 

あと、歓迎の印として山羊を丸ごと一頭焼いていただいたのですが、目の前で族長さんが山羊を撲殺したので腰を抜かしました。

あ、でも味はとても良かったです。マシサイン(とても良い)です。

 

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モンゴルは緯度が高いので、日の入りがとても遅いです。

 

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この写真で夜の8時くらいだったかな。

 

さて、夕食も済み、飲み会が始まりました。

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モンゴルと言えば、のウォッカです。こいつが後で悲劇を起こそうとは…

 

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奥はモンゴルのビールです。少し苦みが強め。寒い地方のお酒は大体そうなんですが飲みごたえがありますね。とても美味しかったのでこれはモンゴルに行ったら絶対飲んでください

 

因みにモンゴルの人はビールのことを『飲むパン』と呼びます。

 

 

小麦だからな~W

 

 

ってなるかボケェ。ビール程度じゃ酔わないってどんだけ酒強いんだ。テニサーに所属していた僕もジャンジャン飲まされ続け…

おはようございます。二日酔いです。

 

目を瞑ると世界がぐるぐる回っているあの嫌な感じ。

胸にも熱いものがこみ上げてきます(意味が違う)

 

あまりの気持ち悪さにゲルの中でゲ◯をするという爆笑ギャグを決めてしまいました。

 

さて、この日は重い頭を抱えながら、また遊牧民のゲルにお邪魔させていただきました(やっぱりアポなし)

この日は、というかこっからしばらく馬の搾乳の仕事をもらいました。思えば、このころから社畜根性はあったんですね。

 

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かわいい

 

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あぁ^~ここすき

 

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白い馬をみて「スーホだ!!」とテンションが上がったり

 

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搾乳のお手伝いをしたりしました。

 

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山羊と羊が日向ぼっこしていますやんか。

 

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彼らは彼らで独自のコミュニティを作っています。

 

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晩御飯はゴリルタイシュル(うどん)です。

ガイドさんの身の上話を聞いていました。あんまり聞き取れなかったけど。

 

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牛の皮でできた入れ物。馬乳酒が入っている。

 

この馬乳酒、「日本人が飲んだらほとんどの人がお腹を壊す」というとんだテロリスト・ドリンクなんですけれど、僕はお腹を下さなかったので、先祖のどっかでモンゴルの血が入っているのかもしれないです。

 

因みにこの馬乳酒は、日本のカルピスのルーツになった飲み物です。言われてみれば似ていたような…?

 

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 仕事が溜まっているときの僕の部屋みたいですごく落ち着く

 

 

ここから帰るときは馬がどっか行ってしまっていたので、オートバイに僕とガイドさんと運転手のお父さん、その息子さんと赤ちゃんの5人で乗って帰りました。

 

少し残念。やっぱり馬が良かったなぁ。。。

まあしゃあないか。広い草原をオートバイで駆け抜けるってのも爽快感があっていいかもしれないな。さてバイクにまたがって、と。

 

ヴィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!!

ヴォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!

 

 

 

やっぱ馬力が違うわ

 

 

馬だけに

如何だったでしょうか。まあ所詮は奴らも一馬力よ。

 

 

さて、次回でモンゴル編はラスト、大都会モンゴル編になります。

 

楽しみにしてくださいね。

 

 

それではまた!!