【その他】料理の写真
料理って楽しいよね(挨拶)
こんにちは。アネ゛デパミ゛です。
なんかブログっぽいことをしようと思ったので料理の写真をランダムに上げてみます。
なんかブログっぽいね!(※当ブログはラーメンブログです)
写真の撮り方がクソザコナメクジレベルなのはご愛嬌。
ナポリタン
麺は長めに茹でて水で締めるとモチモチに。
ケチャップはまずは単体でオリーブオイルと炒めると嫌な酸味が飛ぶ。
トマトカレー
水分はトマト缶と少量の水のみ。
肉は鶏肉、スパイスはカレー粉とその他諸々。
めっちゃ濃厚で美味しかった。
ばあちゃんが使いもしないほうとうを何故か買ってきたのでつくった。
味付けは主には何故かばあちゃんの家にあった八丁味噌と昆布だし、砂糖、かしわと玉ねぎの旨味。
この家には何故かある物が多い。ばあちゃん、バニラエッセンスはいつ使うんだい?
米が進む。味はみんなが知ってる青椒肉絲。レシピ通り作ってるから当たり前だ。
料理の途中の写真を友人に送ったら「揃い過ぎてキモい」と言われた。
鮭のムニエル
ばあちゃんが「ハイカラな物が食べたい」と言ったので。鮭=塩焼きという85年に渡るばあちゃんの概念から脱構築された1品。
麻婆豆腐
いい感じの器が無かったので見栄え悪い。
花山椒は私の好みに合わせて多めに。
米が進む。
タンドリーチキン
カレーとカレー屋さん以外にカレーの匂いがする物があるなんて。おばあちゃんもびっくり。
ざっとこんな感じです。
料理自体は結構するのですが、あんまり写真に残してこなかったな。
今度からちゃんと残そう。
それではまた!
【ラーメン】シンプルイズベストなつけそば――麺屋えぐち
つけ麺って美味しいよね(挨拶)
お久しぶりです。つけ麺派のアネ゙デパミ゙(@ane_depami)です。
用事があって久しぶりに江阪に来た。
折角なので江阪の名店「麺屋えぐち」に行こうかな。
【麺屋えぐち】
大阪メトロ御堂筋線江阪駅から徒歩7分くらいのところにある。
太陽生命のビルを過ぎてローソンのある角を左に曲がると見えてくる。
大学生のときはわざわざ箕面からチャリできていたから、駅から遠く感じる。
赤い看板が目印。店内は満席で外待ちも2名いた。
定休日には注意。
●メニュー
ついつい「限定」の方に行きがちだが、久しぶりの来店なのでつけそば(特盛)をオーダー。
店員さんがオーダーのときに味付け卵のトッピング有無を確認。
今回は無しでお願いした。
外待ち15分程度、席に着いてからは3分程度で着丼。
●着丼
つけそば(特盛)950yen
こういうのでいいんだよ。こういうので。
加水率高めの麺はのど越しツルツル。
若干だがもっちり感もあり、ノンストレスで食べられるうま麺。
醤油の旨みと酢の酸味でややエッヂあるつけ汁。
改めてみるとやっぱりシンプルだな。味付け卵トッピングしてもよかったかも。
つけ汁の中にはバラチャー3枚とメンマ、ネギ、一味。
チャーシューは最近流行りの煮豚タイプではなく、昔ながらのしっかりとしたチャーシュー。
肉質がしっかりとしているが、決して硬いという訳では無い。
あくまでしっかりしていて食べごたえがあるタイプ。
大学時代は500gでもぺろりと行っていたが、400gでやや苦戦した。
いつまでも若くないのね…
シンプルな一杯だったが、最初から最後まで大満足で完食。
ジャンクな二郎系も好きだけど、やっぱりシンプルイズベストを思い知った一杯。
江阪で本格的らーめんを食べるなら絶対に麺屋えぐち。
新大阪から2駅なので、大阪に来た際は是非食べてみては。
それではまた!!
【旅行】福井って最高だな
旅がしたい(挨拶)
お久しぶりです。実は旅行大好きアネ゙デパミ゙(@ane_depami)です。
晩秋に急に旅に行きたくなって福井県は東尋坊に一人旅に行ってきたので、その旅の様子をお伝えします。
なぜ福井なのかというと、ダーツで当たったからです。
福井県と言えば日本海の海の幸だけでなく、美味しい水から作られた日本酒で有名な場所。僕は大のウニ好きなのでとても楽しみです。
そして東尋坊と言えば、自然が切り取った壮大な崖から「自殺の名所」としても有名な場所。「船越英一郎も立ったという」崖を目指して出発です。
ちなみに、旅行へ行く週に会社で大クレームを対応してたので、「一人で東尋坊に行ってくる」と先輩に話したら本気で心配されました。
死なねえよ。
【出発】
-----10月某日午前8時
前日も夜遅くまで仕事だったためへとへと。
心も体も疲れ切っているので、早く旅に出てこのクソみてえな現実から逃避しなくてはいけません。
電車か車か迷ったんですけど、車の方が小回り効くので今回はレンタカーを借りました。
やっぱ電車は途中で乗り換えだ何だと色々わずらわしいですからね。料金だって下道を使えば全然大したことないです。
なんか218km(5時間10分)とか表示されていますが大丈夫でしょう!!
さあ!!いざ福井県に向けて出発!!
【渋滞に巻き込まれました】
行楽シーズンだということを完全に忘れてました。。。
しかも高速で事故があったため下道に車が流れ込んできているんですって。
何分待ってもずーっと動きません。でも、
琵琶湖の写真を撮ったり
季節を感じたり
絵葉書みたいな写真が取れたので良しとしましょう。
【昼食を食べよう】
さて、運転時間も3時間を超え、カーナビも「そろそろ休みましょう」とうるさいので、琵琶湖の近くの道の駅でお昼ご飯を食べようと思います。
道の駅
遠目に琵琶湖が見える
僕が頼んだのは滋賀の野菜を使っているという鍋焼きうどん。
どんな場所で食べてもうどんは失敗しないので美味しいと思います。
さあ、カパッとな
えっ・・・
めちゃめちゃ美味そうなんですけど…
「外れないやろw」って頼んだのにアタリを引いてしまった。
これ絶対美味しい奴です!!
麺、柔麺で俺好みのもの。
汁も昆布出汁効いててとても美味しい!!
飯テロ
卵と絡めて食べたらやばかったです。
濃厚な黄身の味が出汁と合わさってクリーミーに。
シイタケやエビなどの豊富な具材にも大満足して完食です!
道の駅と言えば、
こういった出店も非常に魅力的なのですが、
アジフライとかいうふざけたものが売っていました(美味しかった)。
あとは誰も知らないようなゆるキャラがお偉いさんらしき人と打ち合わせをしていました。裏でやれ。
満腹で大満足の僕はもう帰ろっかなという気持ちを殺して福井県福井市に向かいます。
本当は、カーナビに逆らって寄り道したら迷子になりかけた話や、県境の山道で地元のおっさんがこっちの車線に突っ込んできて事故りそうになった話とかもあるんですが、今回は割愛します。
【福井に到着】
そんなわけでなんとか福井に到着!!
今回は旅館ではなくビジネスホテルに宿泊します。
夕食何を食べようか考えながら散策していると、
うわー!!
きょ、恐竜だ―!!
駅前に恐竜が。富士サファリパークより近い距離なんじゃないでしょうか。
実は福井県は恐竜の化石が沢山見つかっている国内随一の恐竜化石産出地。
見渡してみるといたるところに恐竜が。
おっさん同士が喧嘩している大阪と違い、福井の駅前広場では恐竜がバトルをしています。
しばらくたった一人で恐竜を眺めていたのですが、カップルが来たので逃げるように夕食を探しに行きました。
うーん、やっぱりせっかく福井に来てるんだから海鮮かな?
あ、お酒も飲みたいな!!
福井の地酒は前一回飲んだことあるんだけどメッチャ美味しかったからな!!
どこかにいい感じの居酒屋ないかな~~~~~
馬鹿か私は。
福井に来てまでチェーン店に行くな。
とはいえ福井は初めてでお店の情報もない僕。
ホテルに戻って受付のお姉さん(かわいい)に地元の美味しい居酒屋を教えてもらうことにします。
大衆割烹 善甚(よしじん)
福井駅から徒歩5分
※食べログは驚異の4.2だぞ!!
ホテルの受付のお姉さん(かわいい)は最高週8で行ったことがあるそう。
東◯インのお姉さんありがとうございました!
お通し。公魚が美味しかった。
やっぱお通しは淡白な方がいいですよね。
盛り合わせ
なにこれ。ビジュアルだけでヤバい。
良質なアブラたっぷり
トビウオはミョウガと和えられていてさっぱりと。
トビウオってこんなにうまかったんだ。かなり感動。
多分今まで食べてきた魚介類の中で一番うまい。
甘エビ。海ブドウの心地よいしょっぱさと食感に、ねっとりとしたエビの甘みが。
鰤も水蛸もメッチャ美味しかった!!
日本酒は常山。
辛口だけど、飲兵衛の私にはちょうどいい。
白エビの天ぷら。
白エビは「海の宝石」と言われるくらい美味しいらしく、一生に一度は食べてみたかったのです!
食べた瞬間、「あ、今死んでもいいかも」と、明日の東尋坊がフラグに思えてきた。
シイタケの食感も良い。
シメは親子茶漬け!!
本当に美味しすぎて泣いちゃいました!!やっぱ水と米が美味しいところは良いですね!!
僕が味に感動して泣きながら食べていたのを見て、大将が凄く喜んでくれてうれしかった。
地元の人と沢山お話しもできて、とても満足!!
明日は自殺の名所東尋坊目指すぞ~!!
【2日目】
おはようございます。
お酒飲んだ後ベッドに横たわったら心地よ過ぎて普通に9時ぐらいまで朝寝坊しました。
ホテルのお姉さん(かわいい)にお礼を言って東尋坊に向かいます。
こういうところ好きだな。
定年したら福井に住みたい。
【東尋坊に到着】
大体車で1時間くらいかな。
東尋坊に到着。
なんか船越英一郎記念の散策コースがあるらしいので向かってみる。
日本海。いい意味で少し暗い雰囲気が好きだな。
こ、これはッ!!
ウミネコ(多分)。
根拠:ニャーニャー言ってたから。
花が綺麗。
語弊があるかもしれないが、あの世を歩いているかのようなふわふわ感と心地よい畏怖が襲ってくる。
折角なので岩場に降りてみよう。
柵がこわれててあぶないとおもった(小並感)
岩場
こういう風景が凄く好き。
釣り名人
潮が満ちてきた。
そして道を進んでいくと
東尋坊へ到着!!
写真だと伝わりにくいかもですが、本当にすごい迫力。
自然の偉大さを感じますよね。
こんだけ深かったらそりゃ身投げしたら…
あまりの壮大さに声が出なかったです。
そもそも一人で声出してたら不審者ですし。
救いの電話
自殺の名所である東尋坊では、「救いの電話」と呼ばれる電話BOXがあります。
簡単に言うと、自殺を踏みとどまらせるための電話ですね。実際誰かに聞いてもらうって大事ですから。
そんな「救いの電話」に関心を持った僕。ガイドさんらしき人に聞いてみます。
ぼく「あの、『救いの電話』ってどこにあるんですか?」
ガイド「…おばちゃんが話聞いてあげようか…?」
そういうんじゃないんだけど。
まあ私も聞き方が悪かったのは認めよう。だけど私からそんなに死相出てましたかね?(会社の後輩からあふれ出してるって言われました)
さて、良い時間になってきたのでお昼でも食べましょう。
お目当ては1日目で食べられなかった雲丹。かく言う私は大の雲丹好き。
中途半端な雲丹を出す店はSNSで酷評する過激派です。
商店街をぶらつきお店を探し、おいしそうなところに入ります。
雲丹が入っているのを本能のまま注文。
はい、勝ち確。
お味噌汁では無くてあら汁に変えてもらいました!!
甲殻類の旨みがしとどにあふれてきます。
日本海の風で冷えた体を内から温めてくれるとても優しいもの。
なんというかね。
これが幸せってやつなのかなぁ…って(図に乗っている)。
滞在時間は2時間半ぐらいだったかな。
なんだか魅せられてしまった。絶対また来よう。
【芦原温泉へ】
車を走らせます。
休憩。
好き。
日本海ってやっぱり綺麗ですよね。
カーナビのおかげで迷うこともなく芦原温泉へ。
折角の旅なんだから温泉にも入っとかないとね!!
全然関係ないですが、温泉の入浴券の券売機が食券と一緒くたにされていてなかなかカオスだった。チューハイっておま…
温泉はとても気持ちよかった!!
熱いお湯で私好み。知らないおばあさんにコーヒー牛乳を買ってもらった。福井と言い金沢と言い、良い人ばっかりだなぁ…(永住したい)
【越前松島水族館に行こう】
東尋坊から芦原温泉に向かう途中、水族館があったので絶対寄ろうと決めていた。
水族館大好きなんですよ!!
よ~し、一杯魚の写真撮るぞ~~~!!!!
あれっ。
ちょっと。
ビュンッ!!
待てって。
魚撮るの、難しすぎ。
魚の写真を撮るのってこんなに大変なんですかね。
刺身のときとはやっぱり違うようです。
気を取り直して色々見て回りましたが、
元気な魚とか
ホルマリン漬けのリュウグウノツカイとか(醤油とか酢だけじゃなくてホルマリンに漬けられるとか、魚って大変だと思った) 、
桃太郎十数人分のウミガメとか
非リア充によって海に沈められたクリスマスツリーとかがありました
上からみた図
いきものがかりのボーカルもいました。
余談ですが、私の母はいきものがかりのことをずっと「飼育委員」って呼んでた。
小学校かよ。
ちなみに、ペンギンが運を占ってくれるらしいのでやってみたのですが、
あと一年たてばきっとかっこよくなるよ・・・
まさかの今季負け決定。
畜生ペンギンにもほどがあるだろ。
という訳で皆様、来年の私に期待してください。
【大阪へ帰る】
帰りたくないけど大阪に帰ります。理由は仕事があるからです。
やっぱり今から東尋坊へ戻って飛び込んできていいですか?
SAで晩御飯
タレカツは酸味と塩分のバランスが良くて美味しかった。
【まとめ】
帰りも渋滞に巻き込まれたり、ガソリンがなくなりそうになったりと色々あったのですが、無事大阪に帰ってきました。
福井県、永住を真面目に考えるくらい良かったです!!
もし、行ったことが無い方がいらっしゃいましたら一度行ってみてください!!
多分永住します。
お土産には「かにうに」とかいう贅沢の泣きっ面に蜂みたいなの買いました。
大事に食べます。
次の旅行はどこになるのやら。
それではまた!!
ブラック企業を辞めた友達の話
営利企業であれば、どのような業種であれ、利益の追求をしなければならない。
確かに、「常に全ては社会の為に」と言った崇高な理想や信念を持った立派な社会人もいるだろう。
しかしながら、どれだけ高貴な精神を持っていたとしても、利益が出なければまるでおまんまの食い上げである。企業だってボランティアではないのだ。
私達の給与から始まり、その理想を叶えるための投資、諸々の諸経費に至るまで、全ては利益あっての事である。
もちろん、利益偏重主義は時として思わぬ所で反感を食らうこともある。ある損害保険会社が、顧客を置き去りにした利益偏重主義的企業体質の是正を指示された事は記憶に新しい。
そのような体質改善を図ったものとして、「企業の社会的責任(CSR)」という考え方が生まれたことももちろん事実である。
しかしながら、これもまた本質ではない。企業が資本主義という大きな枠組みの中にいる以上、利益を出す以上の使命は企業に与えられていないはずだ。そう、資本主義の枠組みにいる限りは...
【補填その1:愚痴】
「そんなん新人が考えることじゃ無いやろ。」大学時代の友人である村尾は、そう言って大ジョッキを一気に飲み干した。
「そうなんだけどさ。うちの上司は営業営業って感じでさ。」小森もお猪口を煽る。
「何や、なんか疲れてるな。大丈夫か。」
「まあ何とかやってるよ。」
村尾は小森の大学時代の友人で、彼と同じく教育サービスの仕事に就いている。勉強大好き、テニス大好き。この二つのためなら死んでもいいという頭のおかしい奴だ。よく寝袋で大学のテニスコートに泊まっていたことを懐かしく思い出す。
小森と村尾は、学科こそ同じだが、専攻やサークルや趣味も違うし、接点など判別式Dに負の符号が付くほど皆無に等しかった。そんな小森と村尾を結びつけたのはラーメンだった。ラーメンと言っても、ただのラーメンではなく、いわゆる「二郎系」というやつだ。
「村っち、本当に二郎系好きだよな。」
「二郎は俺の人生やからな。この前は難波は『のスた』の全メニュー制覇してきた。」
「どこで最初ハマったんだっけ?」
「品川の二郎やったっけ?その時お前と初めて会ったんやったよな。まさか同じ大学とは思わへんかったけど。」
「あれから色々行ったよな。お前がいきなり『一緒に歴史を刻まないか?』って連絡くれた時なんか、遂に頭おかしくなったんじゃないかって思ったもん。」
「ええやん!美味しかったんやし!そんなんより、まだ話の途中やで。ちゃんと書きたいし、もっと話してよ。」
「まあせやな、俺が頼んだんだし、話を続けようか。あの飲み会の後、ちょっと面倒なことになったんだよ。ていうのはさ...」
頭が痛い。完全に飲みすぎたようだ。何なら、村尾と昨日飲んだ高崎からどうやって帰ったのか分からない。
まあいいか、今日は休みを貰っている。もう少し寝ようか...
そうして布団に深く潜り込んだと同時に、彼の社用携帯金切り声を上げた。
【その他】ブラック企業を辞めた私の友達
2014年11月20日、「2014年 ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語が発表されました。今やすっかりお茶の間の仲間入りを果たした某予備校講師の「今でしょ」やNHK朝の連続ドラマの「じぇじぇじぇ」と言った、今でも記憶に新しい物ばかりでしたが、その中に一つ異彩を放つ言葉がありました。最近よく聞く「ブラック企業」というやつです。
今や説明は不要かも知れませんが、「ブラック企業」というのは、一般的にはこのような企業を指すといわれています。
①長時間労働・ハラスメントが常態化している
②残業代や手当の未払いなどの違法労働が行われている
③採用・離職が繰り返され社員が「使い捨て」状態になっている
流行語になったこの言葉は大変な反響を呼び、「ブラック企業許すまじ」という共通見解のもと、「うちの会社はブラックなんじゃないか」「こんな事があって云々」と言ったネット上の書き込みはもちろん、「ブラック企業大賞」という毎年行われているイベント、果ては「うちの会社はこうで」「いやうちの会社の方が」といったブラック企業自慢なるひねくれた性質のものまで出てきているそうです。
この事態に安倍政権も、「働き方改革」なる旧態依然の労働環境の改善を経済界に求めることとなりました。
その改革の波は、大方の予想に反して、表向きには割とスムーズに浸透し始めているように思います。
そんな中、「如何にブラック企業と認定されないようにブラック企業であり続けるか」という考えを巡らすずる賢い経営者もいるようです。いわゆる「隠れたブラック企業」と呼ばれる会社です。
この物語は、そんな日本社会や企業、人に翻弄された1人の新卒のお話です。私の大学時代の友人である「彼」は、非常に快活な人間でしたが、久しぶりにあった姿はそのような人間とは遠く離れた、疲れ切ったものでした。
私は「彼」の頼みでこの物語を書いていますが、プライバシーや企業知名度を考慮し、本編で出てくる会社名や職種・団体及び個人名は架空のものです。
疲れ切った「彼」も私も、彼等を断罪するつもりは毛頭もありませんし、物語が重くなり過ぎないように、所々にユーモアも混ぜていこうと思います。
ただ、皆さんには「こういった世の中もあるんだな」と少しでも知って頂けたらと思います。
色々な人に知ってもらうことが、遠回りでも皆さんのためになるのですから...
【6月 埼玉のオフィスにて】
「なんでこうなるんだよ?」
デスク越しに怒号が飛ぶ。他の社員やアルバイトが全員その場で息を引き取ったかのように、整理整頓もままならなく狭い事務所はしんと静まり返った。
「大変申し訳ございませんでした。」
真っ白な頭の隅の隅から何とか謝罪の言葉を絞り出す。蚊の鳴くような声だったが、静まり返った事務所ではそれで充分だった。
新人は、なるほど、上司の叱責も偶には役に立つことがあるのだな、と下らないことを考えて現実逃避をしていたが、般若よろしい上司の顔がそれを赦さない。
「今月の目標の厳しさは知ってるよな。どうやって補填するつもりだ。言ってみろ。」
分かってたら最初からやっている、という無力な反論をぐっと飲み込んで新人は言う。
「何とか致します。必ず。」
専門的な知識を大学で学んだ理系の学生は、多くが研究職や技術職に就くこと多いが、文系出身の多くは営業職に就くことになる。その割合は9割越えと非常に高く、小森春樹も例に漏れず営業の道を選んだ。選んだ、というと少し語弊があるかもしれない。彼は望んで営業職に就いた訳では無く、多くの就活生よろしく、されるがままに営業に配属されたのだ。
彼は大学では言語学を優秀な成績で修め、研究者の道を志していたが、いつ食いっぱぐれるか分からないこのご時世、両親の強い反対もあって一般企業への就職を急遽決めたのだ。
非常に苦労はしたが、何とか勝ち取った内定、彼は説明会や人事面談で講釈頂いたことを疑いもせずに、高校受験や大学受験向けの教材出版・サービスの会社で働く事になった。
「ハゲダルマに搾られてたみたいだけど、大丈夫かよ」外回りに行こうとした新人に2年先輩の木村が声をかける。
「大丈夫です。僕が悪いですから。」
「いや、今回はしょうがないよ。いきなり法人の大口取引先が出版会社の切り替えを申し出てきたんだ。グリップを握れてなかった俺達先輩のせいさ。」
「でも支店長は『担当者がお前になったんだから、きちんと営業をかけてなかったお前に責任がある』と仰ってました。」
「まあそれは、新人に教えてなかった俺達も悪いんだからさ」
「...」新人は俯き押し黙る。
「そんなに悩むなよ。何とかなるからさ。また飲みにでも行こうぜ。」
助けになっているのかなっていないのかよく分からないありがた迷惑な先輩のフォローに形式的にお礼を述べながら、新人は1人営業車に乗り込んだ。
これがやりたかったことか?
そんなことを今更言っても仕方が無いだろう。
今からでも遅くない。研究者になろう。
そうは言っても両親の言うことにも一理あるだろう。
でもそんなに強がってもここでやっていけるのか?簡単なルート営業だって出来てないんだぜ?
それは先輩も仕方が無いと言ってたじゃないか。
でもお前自身折り合いが付けられてないじゃないか。それに今回の補填はどうするつもりなんだ?何か策はあるのか?
「うるさいな!何とかするさ!」
そう叫んだ自分の声と後続車のクラクションの音で新卒は我に返った。
窓を開けていたせいか、大宮駅前の歩道にいたマダムが驚いている。
彼は慌ててアクセルを踏むと、川越方面にハンドルを切った。
梅雨時にも関わらずからっと晴れた埼玉の空とは裏腹に、彼の心は大雨のあとの多摩川のように濁っていた。
そう、何とかしなければ...
次回【補填】につづく
【日記】呪いの地、大阪
こんにちは。ブログ投稿が久しぶり過ぎて完全に勝手を忘れているアネ゙デパミ゙(@ane_depami)です。
皆さんは大阪は好きですか?
大阪といえば、吉本興業を代表とするお笑いの街であり、大阪人はみんな面白いという印象(ふざけんな)。
たこ焼きやお好み焼き、串カツや豚テキと言ったグルメの多さからくいだおれの街というイメージでしょうか?
大阪に5,6年ほど住んでいる私ですが、このようなイメージは大方間違いではないと思います。
現に地元に帰ると、関西弁で話していただけで「おいアネ゛デパミ゛、面白いことしてよ笑」という鬼のようなフリをされることもしばしば。
あとは「大阪のおばちゃん」。
いや、本当にイメージ通りの人いますからね。千日前とかに。本当に飴ちゃん持ってますから。
今までで一番びっくりしたのは、自分の顔をプリントしたトレーナーを着ているおばちゃんです。
上下に顔が二つ並んでいたのでデスピサロみたいになってましたから。
他にはどんなイメージがありますかね?
友人に聞いてみたら「西成」「ヤクザ」「怖い」とかいうGoogleのサジェストみたいな返答を貰いましたが、まぁこれも間違いではないですね。
そんな良い部分とゴミみたいな部分、全部引っ括めて僕は大阪が好きです。
ただし南海沿線、テメーはダメだ。
【呪いの地、大阪。】
そんな大阪、今年は何だか厄年なんじゃないかってくらい色々と不幸に苛まれているんです。
ちょっと思いつく限り例を挙げてみますね。
1月 阪大生が兄を殺害、大阪大学入試ミスで本来合格だった受験生を不合格に
2月 阪大でAO入試のミスが発覚、阪大の教授がアカハラで停職
6月 大阪北部地震、豪雨で大雨特別警報、阪大さん、そんな中で授業をしてしまう
9月 猛烈な勢力の台風21号が大阪直撃
10月 ヤニキ金本監督、解任
ざっと思いつく限りでもこれだけ。
この中で特に印象に残ったのは6月の大阪北部地震ですね。
残業続きで疲れ切って寝ていたのに緊急地震速報でたたき起こされましたから。
大揺れでおばあちゃんが慌てている中、「も~ええわ、勝手に揺れといて...」ってずっとベッドに寝てたのを覚えています。社畜は強い。
その後に大雨が襲い、台風が襲い、と、泣きっ面に蜂どころか、泣きっ面に刺してきた蜂のせいでアナフィラキシーショックを起こして死ぬぐらいの災難続きだった大阪なんですが、翌日には嬉々としてネタにしてて大阪人のお笑い根性を思い知りました。大阪人は強い。
あ、阪大関連のニュースが多いのは単なる私怨です。
【その他】スーパースターから迷惑メールが来た話
こんにちは。アネ゙デパミ゙(@ane_depami)です。
突然ですが、皆さんは迷惑メールを受け取ったことがあるでしょうか? 僕はあります。
迷惑メールとは、何かの拍子にメールアドレスが漏れたり、ランダムに送られてくるメールに返信してしまったり、変なURLを踏んだり、ちょっとア~ン♡なサイトを観ようとしてしまったがゆえに大量に送られてくる迷惑なメールのこと。
ちなみに僕はロー◯ンを名乗るメールから「ポンタから1000ptプレゼント!!」みたいなURLを踏んだところ迷惑メールが止まらなくなったことがあります。間抜けかよ。
さて、そんな迷惑メール、基本的には毒にも薬にもならない意味不明な文字列や、「1億円あげます」みたいな怪しすぎるものばかりなのだが、時々我々を唸らせるものもあるわけで。
『タクヤ』を名乗る人からメールが届いたんです。
なんだ、いつもの迷惑メールじゃないか。さっさとゴミ箱に移してやろう…って
ん?
ちょ、待てよ。
最近は騒動も落ち着いてきたとはいえ、微妙に不謹慎なタイミングである。
どうやらジャニーズの木村拓哉を名乗る人物がニノ宛に†メ-ー-ル†を送ったというシチュエーションらしい。てかゆうパックの宛先間違えるってどうやるんだよ。明らかに意図的じゃねえか。
というかこんな迷惑メールに引っかかる人とかいるのだろうか?
もしいるとしたら自分のことをジャニーズだと思っている精神異常者以外の何物でもないと思うのだが…
あと、これからは僕のことは『アネ゙デパミ゙』ではなく、『二宮和也』と呼んでください。ファンレター待っています(精神異常者)。
こっちが困るわ。
なーにが「届いても困るわ(笑)」じゃ。
こちとらお前からの大量のメールですでに困っとるわ。
ちなみに、相葉雅紀の誕生日が12月24日、大野智の誕生日が11月26日である(わざわざ調べた)。そしてこのメールを受け取ったのが8月25日。こいつらは一体何ヶ月前から誕生日の準備を始めているんだ。家一軒でも建てるつもりなんだろうか?
「後で気付いてももう遅い!」
いきなり残忍な敵キャラの様な口調になるキムタク。
というか勝手にゆうパックキャンセルするなよ…人としてどうなんだそれ。
今更だがメールの署名にいちいちツボる
お好きにどうぞ。現実の友人からこういうメール来たら絶対にそう返しますね。
そして最後のメールがこれである。
違います。
というか返信全くないのにメールを送り続けるとかメンタル強すぎだろ。
そりゃSMAPも(ry
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これ以上敵を作らないようにここらへんにしておきます(手遅れ)
それではまた!!
ジャニーズファンの方すみません